商号: | 株式会社シャノン |
設立: | 2000年8月25日 |
所在地: | 港区虎ノ門1-16-16 虎ノ門1丁目MGビルディング |
従業員数: | 36名(2009年6月現在) |
URL: | http://www.shanon.co.jp/ |
株式会社 シャノンは、セミナー運営の業務効率化を図るシステム「スマートセミナー」を開発販売している会社です。
2000年の設立以来ずっと急成長を続けており、様々な顧客のニーズに応え業務が多岐に渡ってきました。もうすぐ設立10周年を迎えることもあり、業務の再点検をしてみたいということで、今回営業企画の皆さんが、プロラボ・メソッドで業務フローチャートを作成する「1日ワークショップ」を受講されました。
プロセス・ラボのワークショップを受講した感想をイベントソリューション事業部部長である井口博誠氏に伺いました。
今回のワークショップでの収穫が大きく2つあります。
1つ目は、改めて、プロラボ・メソッドの業務フローチャートの良さを感じることが出来た点です。
これは、「誰もが」「いつでも」「明確に」理解できるフローチャートが作成でき、運用しやすいフレームワークが揃っていることが上げられます。また、業務を軸にしたフローチャートの作り方でなく、媒体と担当を軸にした方法は、作成者の主観が入らない“ぶれない”ものを構築できます。さらに、仕事には結果としてアウトプットが勿論ありますから、そのアウトプットの定義を明確にし、そのアウトプットを中心に据えることで、生産的な業務設計が可能になると再認識しました。
2つ目の収穫は、業務改善プロジェクトの進め方のコツを理解出来た点です。
ワークフローの変更は、マネジャーが主導権を持ってすすめても、現場は芳しくない反応を見せ、運用にのらないという事がどんな会社でも多々あると思います。一方で、担当者個々人に任せても、日々の業務を優先させる余り、成果がなかなか出て来ないものです。
今回、部の主要メンバーが一緒に参加したことで、当事者意識が高まったと感じています。社内で重要性を説くより、体系に沿ったワークショップを受けることで、自発的な意識を高めることが出来ると分かりました。
また参加した部のメンバーからも、
- 改めて、業務の定型化/標準化が出来ていない事が理解できた
- 社内共通言語だと思っていた言葉が、実は人によって定義がバラバラであることを認識した
- ワークフローを構築するのも勿論だが、それを定常的に運用することの重要性がわかった
- フローチャートの概念的な知識はあったが、体系的に学んだことがなかったため、大変勉強になった
という感想がでました。
今後、ワークフローの改善を進めていくに当たって、今回教えて頂いた内容を可能な限り生かして、自社の生産性の向上に繋げようと思っております。